トイレ3強時代

皆さん便器の事をどのぐらいご存知でしょうか?

 今やタンクレス便器のシェアは約30%、TOTOのネオレスト、

 INAXのサティス、パナソニックのアラウーノ、の3強。

 節水については、洗浄水量は1回約5ℓ、どのくらい節水されてきたか

 というと戦後間もない便器は20ℓ、密結型の便器になって

 13ℓ、タンクレス便器出始めのころは8ℓ、そして6ℓ、

 現在新ネオレストは4.8リットル。国内の便器すべてが

 6ℓ便器になると年間10億6000万立方メートル削減

 できるそうです。どのぐらいの量かというと、黒部ダム

 総貯水量の5杯分、一年間で一人が使用する水道量が

 15立方メートルと言われているので、約180万人分。

 節水効果は計り知れないですね。

 TOTOとINAXが陶器製の便器に対しパナソニックは

 ガラス系の樹脂。耐久性は陶器に軍配が上がり、汚れに関しては

 樹脂に軍配が上がります。シェアは何といってもTOTO6割

 INAXが3割、パナソニックは1割にも達しません。

 なのになぜ3強なのか?TOTO,INAXが衛生陶器という

 とらえ方に対し、パナソニックはトイレの常識を覆す家電扱い、

 これからの動向から目が離せません。

 私個人的にはやっぱり、TOTO,INAXかな。

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