もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」
を読んだら もしドラ が150万部を突破したそうです。
私の学生時代、今から38年前、一応経営学科でしたから
ピーター、F、ドラッカーの文献は何冊か読んで勉強していましたが、
あくまでも机上での勉強で、今日の実践にはまるで生かせていません。
ドラッカーの名言には非常に重みがあり、まだまだその道遠いことを思い知らされます。
いくつかご紹介しましょう。
「成果を上げることは習慣であり、才能ではない」
…… 成果をあげることは1つの習慣である。実践的な能力の積み重ねである。
実践的な能力は、習得することができる。それは単純である。あきれるほど
単純である。
成果をあげる人とあげない人の差は、才能ではない。いくつかの習慣的な
姿勢と、基礎的な方法を身につけているかどうかの問題である。
「まず時間からスタートせよ」
…… 成果を上げる者は、仕事からスタートしない。時間からスタートする。
計画からもスタートしない。何に時間が取られているかを明らかにする
ことからスタートする。次に、時間を管理すべく、時間を奪おうとする
非生産的な要求を退ける。そして最後に、得られた自由な時間を
大きくまとめる。
「明日の為に今日何をなすか」
…… 問題は、明日何をなすべきかではない。不確実な明日の為に今日
何をなすべきかである。
思うように成果を上げられない社員も、私もこの言葉を肝に銘じて
明日からの業務に励みましょう。