介護保険制度改正

こんにちは。

7月になりました。梅雨明けは毎年「海の日」頃なので、もう少し雨が続きそうですね。

来月8月からは、一定以上の所得者が介護保険制度を利用した際の費用の負担額が1割から2割に引きあがります。

介護保険制度を利用して手すりの取付や、段差解消等の住宅改修工事をした場合、今までは改修費用のうち20万円分までは支給申請をすることができ、そのうち9割(18万円)が支給されていました。つまり自己負担額は2万円。8月から2割負担の対象となった方の自己負担額は4万円になります。

「一定以上の所得者」に該当し2割負担の対象となった方は、介護保険制度に係わる訪問介護・施設利用料等、これまで払っていた利用料が全て2倍になってしまう…と言う訳ではありません。

高額介護サービス費の制度により、その月の利用者負担が一定額を超えた場合に超過分が払い戻されるので、無制限に負担が増えるわけでもないのです(但し、高額介護サービス費は、住宅改修費や福祉用具の購入費、特別養護老人ホームなどの介護施設での食費の標準負担額など対象にならないものもありますが、利用者の所得に応じた負担となるように工夫されています) 制度を賢く利用して快適に生活したいですね

 

 

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