昨日、30年前の勤務先の社長の奥様(当時、専務)が
亡くなられたとの知らせを聞いて、20数年ぶりに
お邪魔してきました。非常にやり手の奥様で、特に
お得意様に対しての気配りに関しては、まねできない
ものがありました。社長、専務ご夫婦のお人柄もさることながら
社員全員の頑張りが功を奏して、会社も私が
在籍していた当時の何倍もの規模に成長して
いました。
思い返せば、初めて社会人となった会社、OA機器の大塚商会
で見,聞き、教わった事が私の仕事の原点のような気がします。
当時コピー機を販売したその会社(社長、専務の他に社員なし
栃木工場に数人の社員在籍)に転職を勧められましたが、
営業であることに変わりないものの、物の販売から
工業用ゴム部品の販売、開拓とちょっと畑違いの感じが
してためらったものの、転職した一番のきっかけは、
会社の規模でした。当時大塚商会も非上場でそれほど
大きな会社ではありませんでしたが、それなりに
事務機販売会社としては認知されていたと思います。
全く看板をしょわず、
社長、専務のほか東京に社員ゼロ、栃木に小さな工場
を持つ会社(家内工業的)でどれだけ営業ができるのか、試してみたかった
というのが率直な気持ちでした。(気楽なひとり暮らしで
環境が許したんでしょうね)
そんなことを思い起こすと、今現在、ブランド力のないコモドホームが
大手リフォーム会社にどのように立ち向かうか?小さな会社が
何を持ってお客様から支持されるのか、看板がないほうが
やりがいは大きいように思いますすが、皆さんどうでしょうか?