先日ある人に一休さんの遺言の事を教えてもらいました。
とんちの一休和尚は皆さん知ってますよね。
今から600年前に生まれ当時としては88歳と驚異的な長寿
を全うした人です。その一休和尚が亡くなるときに寺の弟子たちに
「この先本当に困る事があったら、これを開けなさい」と一通の遺言を
残したそうです。それから約100年たち寺に大変な難問題が持ち上がり
どうしようもないので弟子たちが集まり、その封書を開いてみると
「しんぱいするな、なんとかなる」 と書いてあったそうです。
途端に弟子たちは落ち着きと勇気と明るさを取り戻し、難しい問題を
解決できたそうです。
不安感や、心配で心の中がいっぱいの状態では、良い考えや行動する
勇気もわいてこない、「大丈夫、心配するな、何とかなる」という、楽観主義に
支えられた積極性を心に常駐させる工夫が、成功、健康、富、愛情などを
手にする黄金の鍵だそうです。
非常に気が楽になりました。気が小さい私にはいい説法でした。