中古マンションを購入する時のポイント

こんにちは、船橋店の湯浅です。

中古マンションをリフォームされて住まわれる方が増えています。しかし、下調べをせずに購入してしまった場合、後に想像以上にリフォーム代が掛かってしまったり、施主様のイメージしていたようなリフォームが行えない場合が多くあります。中古マンションを購入する前に、チェックしておきたい7つのポイントをご参考ください
中古マンションを購入する時の7つのポイント
1,天井高 通常のマンションは天井高が2,600mm程度あります。しかし物件によっては2,200mm程度の場合があります。天井の低いマンションで間取り変更のリフォームを行うと、天井がより低くなってしまう場合があることに留意して頂きたいと思います。そのため、あまりに天井が低い物件は避けた方がよいでしょう。
2.床 一般的なマンションの床は、コンクリート製か、二重床になっているか、の二通りがあります。二重床の場合は床下に配管を通すことが出来るので、自由に水廻りを移動することができます。しかしコンクリート床の場合、配管を自由に移動することは出来ません。足で床をたたくと、コンクリートの場合は固いので直ぐに判断できると思います。また2重床であればバリアフリーリフォームも容易になります。
3.エアコンの穴 中古マンションでは、エアコン穴が無い部屋を多く見かけます。管理組合によってはエアコン穴を開けてはいけない場合があり、エアコン無しで過ごさなくてはいけない場合もあります。エアコン穴の有無は必ず確認しましょう。
4.躯体の劣化具合 マンションは基本的にユニットバスになっています。天井に点検口がありますから、可能なら天井裏から躯体(コンクリート)の劣化具合をチェックしましょう。コンクリートにクラック(ヒビ)が多く入っている場合は、何かしらの負荷が掛かり劣化している可能性があります。
5.壁がコンクリート? リフォームする際、コンセントの位置やスイッチの位置を変更する場合が多くあります。間仕切壁や外壁面がコンクリートの場合、その移動が非常に困難な場合があります。手で壁をコンコンと叩き、音が響かない場合はコンクリート(躯体)の可能性があり、間取り変更には適しません。
6.床の防音レベル マンションは床の防音レベルが管理組合によって等級で定められています。管理人さんにその等級を聞いてみましょう。防音リフォームを行う場合、その等級によってコストが大幅に変わります。
7.共用部 マンションは管理会社によって建物管理の質がまったく違います。マンションの共用部(廊下やホール)を見て、しっかり清掃が行き届いているかのチェックもしてみましょう。また、管理規約によってリフォームにかなりの制限がかかる場合があるため、リフォームする際の規約を管理人さんに聞いてみましょう。

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