以下の内容は「戦略経営者」8月号からの抜粋です。
「責任はわれ一人にある」
は パナソニック創業者・松下幸之助の言葉だ。
会社の経営がうまくいかないとき、その責任は社長一人にある。
同様に部の成績や課の成績がおもわしくないとき、
その責任は部長一人、課長一人にあるというのが
幸之助氏の考え方だ。
ところが世の中には成績不振の理由を「景気が悪くて」
「部下がだめだから」と他に押し付けて自らのの責任を
逃れようとする人も少なくない。
景気、不景気といった自らにコントロールできないものについて
あれこれ悩むよりも、自分にできる事に集中するのがリーダーの
務めであり、部下の短所をあげつらうのではなく,長所を見て、
人を使い、力を結集するのがリーダーのありようだ。
上に立つ人間は言い訳を探す暇があれば、「責任はわれひとりにある」
と覚悟を決める必要がある、がしかしなぜかそうした覚悟があまりに
希薄な人が多い。
改善活動や5S,ムダどりが思うように進まない企業に共通するのは
こうした活動へのトップの関心が希薄なことだ。
希薄なわけではないのかもしれないが、肝心の活動は部下に任せきりにして
自ら積極的に関わろうとはしない。現場は正直なもので、トップが本気
なら最初はいやいや活動していた人たちも本気になっていくが、
トップの関心が薄いと自然と活動の手を緩めるようになる。
私の感想
自分では強い関心を持ってみんなに話しているつもりでも
率先垂範ができていないと、なかなか結果が得られないですね。
まだまだ指示事項に対する想いが弱いですね。
もっともっと想いを強く発信し、率先垂範していきたいと思います。