2013年時点で日本の総世帯数5245万世帯に対し、総住宅数は6063万戸。
約820万戸の空き家、空き家率は13.5%。これが2033年には2.6倍の2167万戸
へ急増すると予測されています。過疎化が進む地方では空家率が70%を超える村も
有るそうです。そういう状況の現在でも毎年約90万戸の住宅が建てられています。
どう考えてもおかしい。既存住宅流通の活性化、リフォーム市場規模の拡大を
国は唱えているが、住宅供給の入口、新築住宅の規制に手を付けなければ
空家問題は解決しないように思います。20年後に私は果して生存しているかどうかは
わかりませんが、空き家率が20%を超え、荒廃した町があちこち点在しないような
対策は何か必要なのではないでしょうか?