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【船橋市】介護保険を利用した浴室改修工事!生活に合わせた手すりを設置
お問い合わせのきっかけ
最近、室内にあるわずかな段差でも乗り越えるのが難しくなってきたというお客様。
特に入浴中、浴槽に入ったり出たりの動きが不安で、使い勝手の悪さを感じていらっしゃったそうです。
船橋市の介護保険を利用して工事ができる会社をご希望でした。
建物 | 集合住宅 |
施工内容 | バリアフリー工事 |
施工金額 | 130万円 |
商品 | タカラスタンダード「伸びの美浴室」 |
担当者名 | 森山 |
ユニットバスを改修して手すりを増やし、跨ぎやすい浴槽へ

既に奥に1ヶ所手すりは付けられていますが、浴槽を跨ぐときに支えになる場所には何もない状態でした。
お客様と相談して、新しく手すりを追加したい位置にピンクのテープを貼っています。

タカラスタンダード「伸びの美浴室」1418サイズへユニットバスを改修しました!
シャワーフック掛けも手すりとして使える商品なので、浴槽へ出入りするときに使える手すりが合計3か所設置されています。

元々あった手すりは幅も狭く、掴まるためには浴槽内で体を動かす必要がありました。
お湯の中で動くことはかなり負担が大きいので、どの体制の時でも掴める方が安心です。

元のサイズと比べるとかなり幅が広くなりました!
ゆっくり足を伸ばして入浴している状態から体を起こしたり、立ったりなどの動きが、各段にしやすくなっています。

工事前の浴槽は床面から55cmも高さがあり、入浴の度に跨ぐのがとても大変だったそうです。
なるべく足に負担にならない高さまで下げれるよう、商品を選びます。

元の高さから10cm以上浴槽の高さを下げることができました。
浅くなった分、足を上げる高さも減りますので、新しく設置した手すりに掴まりながらスムーズに出入りしていただけます。

浴室の床はたいてい濡れていますので、入口のドアを開閉するときにも掴まれる手すりがあれば、転倒リスクはかなり軽減します。

出入口のすぐ横に縦手すりを設置しました!
長さも十分あるので、浴室から出る瞬間も安心して掴まっていられます。
握力がなくても開閉できる浴室折れ戸へ交換

ドアの幅が狭く、ハンドル式なので握力の弱い方には負担がある状態でした。
床との段差もかなりあるのが写真で見てもわかります。
濡れた足でこの段差を跨ぐのは不安になる方も多いでしょう。

ドア幅が10㎝程広がり、扉は押すだけで開閉する折戸に改善しました。
床との段差も数cmほどになったので、出入口の右側に取り付けたハンドグリップに掴まっていただき、安全に出入りができるようになっています。
お客様の生活動線に合わせた手すりの設置

廊下と洗面所にも10cm近い段差がありました。
上り下りの補助になる位置を確認して、ピンクのテープを貼っています。

洗面の出入り口の段差を跨ぐための横手すりを取付ました。
わずかな幅であっても、ここに手すりがあるのとないとでは安全度が全く違います。

立ち座りに負担を感じるのは、お風呂だけではありません。
トイレは一日に何回も使う場所なので、特にしっかりとした補助が必要になります。

トイレ本体は変えず、L型の手すりを設置しました。
トイレットペーパーホルダーとリモコンに干渉しない位置なので、右手でしっかりと掴まっていただけます。
安心して掴まれるよう、壁は一度解体して合板下地工事を実施してから再度壁紙を貼っています。

玄関そばにあるお部屋は、ドアがハンドル式なので弱った握力では開け閉めしにくかったそうです。

玄関の段差補助にも使える位置で、ハンドクリップを取り付けました。
些細な負担であっても、ご相談いただければケアマネージャーさんと相談して必ず解決に繋げますので、安心してご依頼ください。