工事日誌

戸建て外廻り木部の補修工事 市川市

2020年8月29日

数年前に外壁塗装はされたそうですが、風当りと陽当りがいい立地の為、木部の経年劣化が見られ、今回補修工事に入らせて頂きました。
下屋根の瓦棒葺きの広小舞も朽ちており、破風板の腐食も進行しつつある為、現状できる対応を行います。
雨樋(軒樋)に雨水もうまく流れていなかった症状がありました。

以前に破風板の補修をした形跡がありましたが
雨水が入っていて穴が空いてしまっていました。

遠目で大屋根の軒裏天井に貼られているベニヤが剥がれていた為、高所作業の為足場を用意させて頂きましたが、破風板も一部朽ちていた為部分交換で対応してから再度塗装をかけます。

紫外線の悪影響は肌だけではないですね。
悪くなった部分の破風板を一部交換して再度塗装をかけてもらいます。

使用しているベニヤは4㎜が多く、合板なので防水(塗装)が切れてお水を含むことではだ分かれがおきて剥がれてしまいます。

今回は外回り全体で木部のベニヤ施工部分は不燃材を貼り替え+塗装処理で対応します。

雨樋を外し、垂木を新規に打ち付けて板金にて巻き込み仕上げます。
大工に下地を打ってもらい、塗装をかけます。
乾きを待って板金加工と軒樋を固定していきます。
腐食個所全ての補修は瓦棒屋根を剥がさない限り対応不可の為、今回は現状できる範囲での対応としました。

大きな穴あきも補修で塞ぎ塗装をかけました。

来週から宅内の床貼り工事でお世話になります。

市川支店 伊藤