- HOME
- リフォーム施工事例
- キッチン・浴室・洗面・トイレ
- トイレ
- バリアフリー 和式トイレから洋式トイレへ 床の段差解消 市川市
バリアフリー 和式トイレから洋式トイレへ 床の段差解消 市川市
建物 | 木造2階建て |
施工内容 | ・和式トイレから洋式トイレへの改修工事 |
工期 | 3日間 |
施工金額 | 約20万円 |
担当者名 | 水口 拓也 |


奥様が大腿骨を骨折してしまったとのことで、足腰に負担のかかる和式トイレを洋式トイレへ改修することになりました。
写真からも分かるようにように、和式トイレは用を足すために一段上り、深くかがむ必要があるため、高齢者の方にとっては危険な場所のひとつです。
ご入院の間に工事を済ませ、退院されてすぐ快適に使えるようにするためにも、スケジュールを調整して着工します。

白を基調とした清潔感のあるウォシュレット付きの洋式トイレへ改修しました。
手すり兼棚板にもなるペーパーホルダーに、立ち座りを支える手すりを垂直に設置しました。
また、手すりを掴もうとするときに邪魔にならない目線の位置にウォシュレットのリモコンを取り付けています。
今後さらに体が弱ってしまう可能性を考え、どこにでもすぐ手すりを取り付けられるように壁を合板で補強してあります。
お戻りになられる奥様だけでなく、共に過ごすご家族の健康状態に合わせて改良していける快適なトイレの完成です。

施工前:トイレの入り口
廊下とトイレの床の段差はおよそ2.5cmありました。
トイレの改修に合わせ、つまづきにくいようこの段差も解消していきます。

見事段差が解消されました。

トイレ解体中
和式の便器を外したところです。
工事中に排水管から臭いが上がってきたり、解体中のゴミが入ったりとしないようにと、ビニール製の袋で一時的なフタをしています。

壁面の化粧合板を剥がしたところです。
これから手すりをしっかり固定できる合板を新しく張り、クロスを貼って仕上げていきます。

手すりは窓枠などの建具と色をそろえ、統一感のあるデザインになりました。
これまでと使い勝手が変わるため、なるべくスムーズに慣れていただけるように入院中に使用する病院のトイレに設置された手すりの配置を参考にしています。
動線の邪魔にならないよう、小さく丸みのある手洗い器も取り付けました。