お父様との同居のために　ご家族の思いが届く増築工事(船橋市)

着工時の様子です。
まずは、増築する側のバルコニー半分を分解していきます。
バルコニーの床と柱がどうしても増築部分と干渉するため、一旦バルコニー自体を外して、建物完了後に屋根置き型にして復旧します。

庭スペースの土を鋤き取りして、ベタ基礎を打っていただきました。
雪が降る前に何とか終わって、ほっとしました。

基礎をしばらく乾かして、その後、大工さんに墨出し・構造材の刻みをおこなってもらいました。
屋外の工事は天気が心配なため、一気に建方を行えてよかったです。

既存建物との間にあった雨戸付の掃き出しサッシは、きれいに外して再利用し、庭側に取付しました。

屋根はできるだけ天井高を確保するために、緩勾配に対応した屋根材を使用しました。
機能的な水密構造で、防水性が高い商品です。

外壁材は窯業系サイディングを使用しました。
スクエア基調の意匠で、ブラック系の色合いがアクセントとなってモダンな外観を創りだしています。

増築部分の室内では、大工工事が大方済んだところで内装工事をおこなっていただきました。
天井高をできるだけ確保するため、2本の梁を出して、全てホワイト系のクロスで仕上げています。

クロスの施工完了後、既存のお部屋との間仕切り戸を、建具職人さんに製作・取付していただきました。
経年による建物の傾きが多少ありましたが、建付調整をおこない、スムーズに開閉するようになりました。

増築本体が仕上がって、最後に外してあったたバルコニーを復旧しました。
増築した屋根形状に合わせてしっかり安定するよう、一部加工して組み立ててあります。