リフォーム施工事例

壁を剥がして下地補強 2階の寝室への動線上の急な階段に手すり取り付け 市川市

建物

木造2階建て

施工内容

・壁面下地補強
・クロスの貼替え
・階段手すりの取付

工期

【3日間】
・初日 壁面下地補強
・2日目 手すりの仮取り付け
・3日目 クロス工事 手すりの再取り付け

施工金額

自己負担 1割 ¥19,000

(介護保険より9割 ¥171,000が給付)

商品

【TOTO】フリースタイル手すり(セーフティタイプ)

担当者名

バリアフリー事業部 水口拓也

大きな手術を行われたことにより、術後からだの痛みや体力低下がひどくなってしまったというお客様。
2階にある寝室まで階段の昇り降りができずに、1階のリビングにベットを置いて就寝されていました。
自分の部屋でゆっくりと過ごしたい、その気持ちにお答えできるよう階段に安全な手すりを取り付けました。

before

→

【改修前】

手すりがなく、カーブもあるので上り下りには不便な階段でした。

 

after

【改修後】 壁面補強→内装工事のあと、手すりを取り付けました。
商品名は【TOTO】フリースタイル手すり(セーフティタイプ)

内装にマッチする美しい木目調でありながら、滑りにくい加工がされたものです。

黄色いテープは「胴縁(どうぶち)」と呼ばれる下地材の位置を示したものです。

手すりを固定する金具を取り付ける位置に、下地材がないために、壁面を補強する必要があります。

 

壁面の補強方法の主流は2つ。

1,「後付補強板」を使用する。(←クリックすると施工例に移動します。)

2,壁材を剥がして、適切な下地材で補強したあとに、内装工事を再び行う。

 

今回はご家族様のご希望により、「せっかくならば階段の壁紙も綺麗に貼り替えてリフォームをしよう」という事になったので、多少の工期と費用はかかりますが、2番の方法をとりました。

before

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【改修前】

after

 【改修後】
階段の勾配や角度が変わるところには、そこに適した強度のある金具を使用。
お客様のお身体に合った安全な手すりを取り付けることができました。

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→

【改修前】 2階の階段の下り口です。

after

【改修後】 状況的に可能であれば、階段の下り口は手すりをギリギリでスタートさせるのではなく、廊下まで少しはみ出すくらい手すりを伸ばしておくと安心です。
2階に辿り着いてすぐふらついたりした際の危険性が激減します。

 【改修前】
作業に入る前に、ビニールなどを使って養生をきっちり行います。
階段は隅っこの部分など、掃除が意外にも大変!
何事も最初が肝心です

【施工中】
階段の面から約1mの高さまでを、合板などを使って補強しました。

 【施工中】
勾配や階段の方向が変わるところは、特に慎重に手摺りを取り付けます
その家ごとに階段の形状が違うので、1ヶ所ずつ取り付け位置を確認しながら作業を進めました

 【施工中】
将来的に手摺りの高さを変えることになったとしても対応可能なように、広範囲に下地補強を行いました。

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